samedi 31 octobre 2015

秋の週末、ニーチェの核に触れる



秋晴れの週末

午後から外に出た

今日は落葉と紅葉が美しく感じられた

写真にすると凡庸な景色に見えるが、主観的には至福を感じるものであった

その中に身を置くことで、景色が変わってくるのだろう

その感覚を思い出せるように掲げてみた


途中ル・ポワンを買い、カフェでニーチェ特集を読む

ニーチェの現代的意味がテーマになっている

最近、意識しているわけではないが、こちらでの生活の総括が浮かんでくる

その中で纏まりつつあるいくつかの塊がある

この特集で指摘されているニーチェの思想の核となるところと重なるものが多いのに驚く

わたしが関わったところでは殆ど意識していなかった哲学者なので、実に興味深い


読みながら、フランス語の習得を怠って来たつけがここに来て顕著になっていることにも驚く

よく理解できないのだ

語彙の不足がその原因になっていることは分かった

思い返せば、語学の勉強はしないことに決めてこちらの生活を始めた

アメリカの経験から、言葉の習得に集中すると考えることが疎かになることに気付いたからである

目を覆うべきフランス語しか身に付いていないが、最初の判断に間違いはなかったと思っている

今度はフランス語を学ぶ時が来ているのかもしれない




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