今日は午後から大学へ
少し前に案内が入ったテーズのスートゥナンス(英語でディフェンス)の様子を見るためである
これまでに何度も案内は受け取っていたが、その気にはならなかった
テーマは論理学なので、内容よりは様式に興味を持って出掛けた
ジュリー(審査員)の構成は、フランス人2名、イタリア人2名、ブラジル人1人、そして日本人1人の計6名
日本からは慶応大学の岡田光弘教授が参加されていた
発表するのはイタリアからの留学生
発表前に話したところ、論文は英語で350ページくらい書いたとのこと
わたしの所属する大学は、何年か前から英語の論文を受理するになったようだ
フランスの大学としては開けていることになるのだろうか
フランスの大学としては開けていることになるのだろうか
発表は30分で、その後ジュリーとの質疑応答がある
発表は英語でやり、質疑応答は相手に合わせて英語とフランス語を使っていた
因みに、フランス語での質疑応答は二人のフランス人とイタリア人のお一人で、他の方は英語であった
発表者がなぜ論文をフランス語にしなかったのかわからないほど自在にフランス語を操っていた
スートゥナンスが終わったのは4時間後であった
ジュリー1人当たり30分以上の質疑応答があるので、体力が問題になりそうである
すべてが終わった後、発表者と参加者は審議が行われる間部屋の外に出される
そして、部屋に呼ばれ、結果を聞くという手順であった
待っている間、南米はコロンビアからの留学生と話をする
これまで何度も聴いているようで、各国の留学生の特徴を語っていた
また、今回の発表者はここまで6年かけているが、5-6年は普通とのことであった
結果が出た後、発表者はジュリーと挨拶
その後、別室に懇談の場所を設定しているようなことを言っていた
大変そうな一日であった
実は、大学に向かう途中、不思議なことがあった
大学への道を訊いてくる紳士がいた
道を教えると先を歩き始めた
しばらくすると、後ろを振り向き、また確かめてきた
これはひょっとするのではないかと思った時、赤信号になった
どこの部屋に行くのか訊いたところ、わたしの向かう部屋であった
イタリアから参加のジュリーのお一人だったのだ
向こうもわたしがジュリーではないかと思ったようだ
こういうことがよく起こる
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