アンリ・マルタン 『秋の橋』
Henri Martin (1860-1943)
Pont à l'automne
連日30℃を超える日々も懐かしく、そよ吹く風にはすでに秋の気配が忍び込んでいる
今年は夏バテのようなものを経験
日本の状況を重ねあわせれば、今まさに夏休み
こちらでもそれに肖ろうという気分である
先日、前ブログ A view from Paris をぼんやりと眺めていた
こちらに来る前後の2007年から4年間、休みなく書いている
よくもいろいろなことを書いているものだと感心することしきり
受容体が全開だったことがわかる
読み直すと思い出すが、今に繋がることを引き出すことができない
走りながら書いていたのだろう
反応することに追われ、振り返る余裕がなかったようだ
反応することに追われ、振り返る余裕がなかったようだ
見方を変えると、AVFPには生の素材が眠っていて、何か新鮮なものを抽出できる可能性がある
もう少しあとの作業になるのだろうが、、
そしていま、この場においては徐々に走る速度を緩め、一歩引いてものを観ようとしているようだ
日常的に目に触れるところから離れ、中に、奥に入るとでも形容される視点への移行だろうか
興味深い変化である
ブログは2005年2月から始めているので、もう8年目に入っていることになる
変化があって当然なのだろう
ところで、今週に入ってからはお休みモードになり、日本のものに触れていた
西田幾多郎や西行に関するものなど
こういう時、頭の切り替えが必要である
科学と哲学と文学と宗教
西洋と東洋・日本
フランス語・英語と日本語
まさに、頭の体操、筋肉運動である
どんなこともすべてを知ることはできないのだから、すべてについて少しずつ知りましょう
そう言うパスカルさんに従っているようである
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