samedi 14 novembre 2015

これからの世界をどう生きるのか

Près de nous
 Wolf Bröll (2010)


今朝、メールボックスを開けると日本からのメールが目に付いた

無事確認のお見舞いメールであった

日本のテレビ画面を見ていると、ショッキングなものに映ったのではないかと想像している


こちらに来てからは、テレビ・新聞のない庵暮らしである

世の中の動きには疎くなり、日本からこちらの状況を知ることが稀ではない

昨夜の事件も大使館からの連絡で知った

思い返せば、今年も同様の事件で幕を開けた

そして、今回の事件である

ひょっとすると、これは21世紀に特徴的な戦争の一形態になるのかもしれない


このような状況をどう生きるのか

政治には政治の役割があるだろう

それをわたしが考えても知的営みだけ、お題目だけに終わる可能性がある

寧ろ、日々何を考えて生きるべきなのか、という問いに向かう方が実効性があるのではないか

今回の事件の後では、いつ死が訪れるかもしれない世界にどう生きるのか、という問いに変容する

こう問いを立てることができれば、その答えは自ずと決まってくるのではないだろうか

いつ死んでも良いように生きること、とならざるを得ない

しかし、忘れがちなわれわれの生の本質とは、そもそもそういうものではなかったのか

そう気付く時、哲学の遺産が視野に入ってくる






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