最近、やっとのことでその中に入ることができるようになってきた
もう終わらなければならない時が目前になってである
そこで見えてくるのは、やればやるほど欠けているものが現れるということだ
まさに、無間地獄であり、シーシュポスの苦しみである
そして、このようにやっておけばよかったのに、という思いが湧く
そのためにこちらに来たのではないので、どこか遠くのことのように感じ続けてきた
なかなか手を付ける気にならなかった
しかし、その時が来ると恨み節が出る
逆に言うと、こういう仕事はどうやればよいのかというコツが見えてきたことになる
先日の丸山健二氏の言葉ではないが、「コツを覚えた時にはすべて終わっている」には真理がある
これから先もあると思えば、シーシュポスのように岩を背負って坂を登らなければならないのだろうか
さらに深いコツが現れないとも限らないと思いながら
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