mardi 10 février 2015

イスラムへの最初の一歩


最近の出来事の影響かもしれない

イスラムの世界を知りたくなった

完全に抜けていた部分になる

これまでイスラムの美術などには特別の意識なく触れていたはずである

今回はその宗教への切っ掛けとして、アメリカPBSのドキュメンタリーを観ることにした

まずイスラム教の開祖ムハンマドについて

なぜ彼が力を持つようになり、その教えが今日の広がりを持つに至ったのか

それが最初の疑問になっている


Islam: Empire of Faith. Part 1: Prophet Muhammad and rise of Islam


イスラムの世界の続きを観る

哲学や科学や医学の領域でイスラムの果たした役割は無視できない

興味を惹く人物も何人かいる

その中に入るのは、まだ先になりそうである

その時まで映像で受容しておきたい


Islam: Empire of Faith. Part 2: The Awakening


このビデオで歴史の重要な分岐点を知った

当時、パレスチナを支配していたのは、エジプトのカリフアル・ハーキム(985-1021)だった

それまでの200年の間、エルサレムではキリスト教はイスラム教から敬意を払われ、共存していた

 しかし、精神に異常をきたしていたと見做されるハーキムがキリスト教の聖墳墓教会を破壊する

 1009年のことだった

後に後継者が再建するが、対立を埋めることはできなかった

この出来事が十字軍の誘因になったという

それ以来、血で塗り固められた壮絶な歴史が続く

人間とはそこまでする生き物であることの証左である

そういう歴史が人々の記憶の中に深く眠っていて、いつでも噴き出し得ること

そのような状態を想像することが、この世界の理解には不可欠のようだ


それにしても、大変な人物が指導者になったものである

この出来事が1000年以上に亘って不安定で危険な世界を齎したことになるのだろうか

そんなに単純なお話とは思われないのだが、わたしの頭の中は今回初めてすっきりした

このお話などは常識なのだろうが、知らなかったのだから致し方ない





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