今日は朝から良い空を見ることができた
これまでの年月に見てきた空の中から、気分を浮き浮きさせるものが分かってきた
それを「良い空」と勝手に呼んでいる
ゆっくり流れる雲
あるいは、ぽっかりと浮かぶ雲
そこにどこからともなく次々に現れる飛行機雲が加わる
時に、低いところを行く飛行機の機体が太陽を反射して光を発する
まさに、音楽である
こちらに来て一番よく観たものは、ひょっとすると空かもしれない
こちらで習得したものは何かと問われれば、空の味わい方と答えるのではないだろうか
夕方、街に出た
空の見過ぎからか、頭の使い方が科学から離れているように感じる
視線の先が細部から離れ、茫洋としたところに向かっているように見える
習い性となったこの傾向を修正することは可能だろうか
Aucun commentaire:
Enregistrer un commentaire