jeudi 25 septembre 2014

習得したことは、空の味わい方?


今日は朝から良い空を見ることができた

これまでの年月に見てきた空の中から、気分を浮き浮きさせるものが分かってきた

それを「良い空」と勝手に呼んでいる


ゆっくり流れる雲

あるいは、ぽっかりと浮かぶ雲

そこにどこからともなく次々に現れる飛行機雲が加わる

時に、低いところを行く飛行機の機体が太陽を反射して光を発する

まさに、音楽である

こちらに来て一番よく観たものは、ひょっとすると空かもしれない

こちらで習得したものは何かと問われれば、空の味わい方と答えるのではないだろうか


夕方、街に出た

空の見過ぎからか、頭の使い方が科学から離れているように感じる

視線の先が細部から離れ、茫洋としたところに向かっているように見える

習い性となったこの傾向を修正することは可能だろうか




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