昨日は詰め物が取れた歯の後始末に出掛けた。写真を見ると、もう根が腐っていて、奥に膿胞までできている。これはもう駄目ですね、と当然のことながらつれない。抜くことになった。助手の人と話ながら、あるいは一人で呟きながら始めた。まず聞えてきたのは、"C'est pas facile."。やがて "difficile" になり、歯が欠け掴みきれないようで "très difficile" に格上げされ、それが "très très difficile" となった時には、本気で上顎骨を越えるのではないかと心配。体を固くして堪えていたが、最後に "Voi~là !" が出た時には本当にほっとした。「ヴォアラ」 がこんな素晴らしい言葉だとは知らなかった。
こちらの先生は誰にでもこんなことを言うのだろうか。自信の表れではないかと思っていたが、わたしの性格を掴んでのことだったのかもしれない。そして終了後、根が曲がっていて (正確には変形していたので) 大変でしたとの説明。いずれにしても、すっきりしたので予定を変更して街の散策をする。途中、カフェに立ち寄り、昨日の続きでパトリック・ヴィヴレさんの考えを読む。
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