水口純一郎先生(東京医科大学)
昨日は昼からカルチエ・ラタンに出て、少しだけ仕事らしきことをする
夕方、スペインの学会の帰りにパリに立ち寄られた水口先生とソルボンヌの前で再会
昨年9月、日本の大学でお世話になって以来である
早速、クラシックな教育が行われているソルボンヌ大学の中を見学
それからお決まりのコースになったコレージュ・ド・フランスを外から眺める
中庭に新しい彫刻が二つ置かれていたが、中に入ることができず作者はわからなかった
夜はサン・ジェルマン・デ・プレに出て、11時くらいまで語り合う
兎に角いろいろな話題が出たが、今浮かんでくるものだけでも次のようなことがあった
日本社会や教育の問題(一般教育、語学教育、道徳教育、科学教育、、)
教育が機械化され、教師も学生も道具に成り下がっている印象を持つ
科学のあり方と哲学との関係
特に、科学者は哲学視点を持ちたいと思っているが、その時間が取れないのではないかという指摘
仕事が忙しく過ぎて考えることができなくなっている現状
いつまでも仕事にしがみ付くのではなく、科学を大きく考える人が出てきてもよいのではないか
寧ろ、その方が科学への貢献は増すのではないかという指摘などなど
話は尽きることがなかった